「手作り市」タグの附いた記事

5/26 夏のような陽気の上賀茂手づくり市

  • 投稿者:Yuuta
  • 2013年5月29日(水)10時00分

【写真】上賀茂手づくり市、滋風のブースの裏から。夏のような日差しが眩しい。上賀茂神社の細殿と上賀茂手づくり市会場に向かう通路を歩く人たち。奥の芝生の木陰で遊ぶ子ら。半袖の服を着ている人も多い。手前には、ほかの出店者が搬入出に使う猫車とトロ箱と段ボール箱。[撮影:ユウタ]

先週の日曜日は、京都の上賀茂神社賀茂別雷かもわけいかづち神社〕にて上賀茂手づくり市に出店してきました。1 日中晴天で、小川を越えた奥の、木陰が多く涼しげなブースの出店者が羨ましくなるほどの暑さ。日向に置いてある陶器は、窯から出したばかりのような熱さ(云いすぎ?)になっていました。

【写真】上賀茂手づくり市、滋風のブースに向かって歩く若い女性。夏のような日差しが眩しい中、黒い服で少し暑そう。右手には、赤いベビー・カー。[撮影:ユウタ]

【写真】上賀茂手づくり市、Sigeru の器を見る若い女性。ブース内は日陰になっている。接客スペイスは、日差しが入り込まないように、裏に布を吊るしてある。[撮影:ユウタ]

今回の滋風のブースの場所は、すこし分かりにくかったようで、最初どこにあるのか分からなかったとおっしゃるお客さまがなん名かいらっしゃいました。当ブログにも、ブースの地図を載せるようにしますが、それでも分かりにくいかもしれません。電子メールを送っていただけたら、対応できる場合もありますが、出店中は確認できないことが多いので、スタッフに尋ねていただくのが、適当ではないかと思います。(正面、二の鳥居横に本部テントがあります)

帰りに、先日紹介した、大田神社の杜若の群生を覗いてみましたが、残念ながら、ほとんど終わりかけで、少しだけしか花は残っていませんでした。途中の町並みはとても雰囲気が好かったので、またゆっくりと散策してみたいです。

今週の日曜日は、京都府立陶板名画の庭にて北山クラフト ガーデンに出展いたします。数日中に詳細を載せるので、お越しのさいは、そちらをご確認ください。

5/26 は、上賀茂手づくり市に出店予定

  • 投稿者:Yuuta
  • 2013年5月21日(火)2時13分

5 月 26日(日)は、京都の上賀茂神社賀茂別雷かもわけいかづち神社〕にて上賀茂手づくり市に出店いたします。陶工房 滋風のブースは、45 番になります。

天気予報は、曇りときどき晴れ(25 日深夜追記:いま確認したら、晴れときどき曇りになっていました!)。いまの気候なら、雨に変わらないかぎり、過ごしやすい 1 日になりそうです。

【写真】「大田神社の杜若」[撮影:Norihiro Kataoka 氏]

会場から徒歩 10 分ほどのところにある大田神社には、杜若かきつばたの群生地があります。見頃は 5 月上旬ですが、例年はいまごろでも花が残っているようです。また、途中の道には、古い社家が残っているので、ゆっくりと散策してみてはいかがでしょうか。

2013 年 5 月の上賀茂手づくり市の詳細

開催日
2013 年 5 月 26 日(毎月第 4 日曜日)
時間
午前 9:00 ~午後 4:00
会場
上賀茂神社(京都府京都市北区上賀茂本山)地図
公式サイト
http://kamigamo-tedukuriichi.com/index.php?id=71

交通案内

自動車
名神高速道路下り京都東 IC より約 13km経路図
名神高速道路上り京都南 IC 第 1 出口より約 14km[経路図
京都丹波道路沓掛 IC より約 17km[経路図
駐車場あり(有料)
公共交通
京都市営地下鉄烏丸線北大路駅より約 2km[経路図
JR京都駅→京都市営バス 4 系統上賀茂神社行き上賀茂神社前停留所すぐ
阪急京都線河原町→京都市営バス 4 系統上賀茂神社行き上賀茂神社前停留所すぐ

周辺観光案内

大きな地図で見る

  • 上賀茂社家町(約 300 m
  • 高麗美術館「コレクション名品展 I 朝鮮のやきものと木工芸 ――日本の「民芸」との関わり――」開催中)(約 700 m)
  • 大田神社の杜若群生(見頃過ぎ?)(約 900m)
  • 正伝寺の庭園(約 2km)
  • 大徳寺(大仙院の庭園など)(約 3km)
  • 圓通寺の庭園(約 3km)
  • 妙満寺の庭園(睡蓮が見頃?)(約 3km)

平安楽市は☂。近代美術館にも行ってきました。

  • 投稿者:Sigeru Yuuta
  • 2013年5月13日(月)11時00分

5月11日の平安楽市、報告

一昨日は、京都の岡崎公園にて催された「平安楽市」に出店してきました。

【写真】平安楽市、陶工房 滋風のブース。[撮影:ユウタ]

断続的に雨の降るあいにくの天候でしたが、ようやく雨の日でもあまり気温が下がらなくなってきたので、シェードの周りをしっかりとシートで囲えば、出店者は比較的快適に過ごせました。お客さまにも、雨に濡れずに商品をご覧いただけるように、テーブルの配置を換え、省スペースでもいつもと同じくらいの量の商品を陳列できるように、先日の「信楽作家市」でも使った金属棚を、今回も投入してみました。こういった工夫を考えることも、手作り市の小さな楽しみの 1 つだったりします。

【写真】平安楽市、陶工房 滋風のブース。[撮影:ユウタ]

雨のため、さすがにお客さまはいつもよりかなり少なめでした。でもそんな中、香川県丸亀在住の、「北山クラフト ガーデン」にて風花の猫食器をお求めいただいた方が立ち寄られたり、Sigeru のタンブラーをお求めいただいた若い女性二方が、こちらも香川県から、この市を目当てに京都に来たんだと仰っていたり……。「平安楽市」もいろんな方向に広がり始めているのを感じます。

京都国立近代美術館コレクション・ギャラリー、観覧記

今回は、3 人で行ったので、岡崎公園から徒歩数分の京都国立近代美術館コレクション・ギャラリーを、交代でゆっくりと観覧することができました。

近代美術館は、しばらくの間改修工事で閉館していて、当日が久々の開館。美術館の前に行くと、企画展がやっておらず、コレクション・ギャラリーも無料観覧日だったため、チケット・ブースが開いておらず、すこし戸惑う。そして、普段はまず企画展から見るので、コレクション・ギャラリーの会場へ直接向かう階段がわからず、ふたたび戸惑う(エレベーターもあることに気がついたのは、4 階の会場に着いてからでした)。

コレクション・ギャラリーの展示は、以前と同じく、西洋近代美術、近代日本画、写真、工芸品および日本近代洋画、西洋近代美術の順。今回は、村上華岳の日本画、野島康三の写真、そして河井寛次郎の陶器が、とくに多く展示されています。(展示作品の一覧は、こちらに掲載されています。)

Odilon Redon, Buddha dans sa jeunesse, 1906. [Public Domain]

Sigeru のお気に入りは、1 つ目はオディロンOdilonルドンRedon「若き日の仏陀」Bouddha dans sa jeunesse。2 つ目は、クルトKurtシュヴィッタースSchwittersの「赤に赤(通称)」。そして、2台のガラスケースに収められた、ダダに関する出版物やポスター。時代の場面に居合わすような臨場感。小さなコーナーで充実した時間が流れました。

風花のお気に入りは、村上華岳の仏画。技法こそ日本画のものですが、大陸アジア的な表情とフランスのアール・ヌーボ的な構図やモティーフとがそれに組み合わせれていて、なんともいえない不思議な雰囲気。村上華岳の作品は、何必館・京都現代美術館でも常設展示されているようなので、そちらもぜひ行ってみたいです。

ユウタのお気に入りは、マックスMaxエルンストErnst「怒れる人々」Personnages en colère。離れて全体を見ても好いけれど、絵肌マティエールが面白く、近づいて観察していると、いつまでも飽きません。陶器などは、(硝子で隔てられているのは、仕方がないとして)もうすこし近づいて見られるように展示してほしい……。

向かいの京都市美術館は、〈ゴッホ展〉が開催されているためか、入り口にたくさんの人が。一方、近代美術館は、久々の開館で、企画展も行われていないためか、とても空いていました。ゆっくり見られて嬉しい半面、もったいないなあとも思います。

今週末は平安楽市。近代美術館も改修終了!

  • 投稿者:Yuuta
  • 2013年5月9日(木)21時11分

明後日 5 月 11 日(土)は、京都の岡崎公園にて平安楽市に出店します。

会場から徒歩圏内には、沢山の美術館があります。長らく改修工事で閉館していた京都国立近代美術館も、11 日からコレクション・ギャラリーのみですが、再開します。しかも、当日は、無料観覧日!

残念ながら、当日の天気は、予報では、雨ときどき曇りとなっています……。滋風のブースは、雨天仕様にして、完全にシェードの下に入って商品を御覧いただけるようにする予定です。雨が激しいうちは、屋内の美術館で過ごして、収まった隙に手作り市を楽しむというプランもよいかもしれません。

2013 年 5 月の平安楽市の詳細

開催日
2013 年 5 月 11 日(毎月第 2 土曜日)
時間
午前 10:00 ~午後 4:00
会場
岡崎公園(京都市左京区岡崎)地図
公式サイト
http://kamigamo-tedukuriichi.com/index.php?id=105

交通案内

自動車
名神高速道路京都東 IC より約 6km経路図
京都丹波道路沓掛 IC より約 15km[経路図
駐車場あり(有料)
公共交通
京都市営地下鉄東西線東山駅より約 700m経路図
JR京都駅中央口京都市営バス 100 系統清水寺祇園 銀閣寺行き京都会館美術館前停留所すぐ
阪急京都線河原町駅 6 番出口京都市営バス 46 系統祇園・平安神宮行き京都会館美術館・平安神宮前停留所すぐ

周辺観光案内

大きな地図で見る

ミュージアム, ギャラリー

京都国立近代美術館(約 200 m)
コレクション・ギャラリー無料観覧日
京都市美術館(約 200 m)
リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝〉展
ゴッホ展 空白のパリを追う
細見美術館(約 300 m)
日本美術の荘厳――祈りとかざり――〉展
Gallery Rokujian(約 300 m)
夕食のテーブル〉展
象彦漆美術館(約 300 m)
〈宮廷の雅 京蒔絵の世界〉展
並河靖之七宝記念館(約 600 m)
七宝 時をめぐる鳥と蝶〉展
野村美術館(約 1km)
開館30周年記念名品展Ⅰ
京焼のうつわ〉展
住友コレクション 泉屋博古館(約 1km)
きれい!かわいい!めでたい! 吉祥のかたち〉展

寺社, 庭園, 建造物

その他

第 7 回しがらき作家市、全日大盛況でした

  • 投稿者:Sigeru Yuuta
  • 2013年5月7日(火)14時57分

5 月 2 日~ 5 日、ゴールデン・ウィークの 4 日間、信楽の陶芸の森にて、第 7 回信楽作家市に出店してきました。

【写真】大戸川沿いの県道 16 号線から見える遅咲きの山桜。対向車線に赤いダイハツ・コペン。追い越していった、Sigeru の運転する青いスズキ・ジムニー(JA11 の幌車)とそれに続く銀色のトヨタ・ハイエース。[撮影:ユウタ]

前日、搬入のために信楽に入ると、遅咲きの山桜が目に入ってきて、片道 2 時間弱重い荷物を積んでの運転の疲れも吹き飛びました。

設営中は、雨が降っており、風も強く、会期中の天候を心配していましたが、3 日目の夕方に小雨が降った程度で、大きく天候が崩れることはなく、快適な市となりました。もっとも、気温は例年よりも低く、服装に悩まされましたが……。

今年は、例年の 2 倍の広さのブースを借りたので、いつもと勝手が違い、とくに初日はなかなか陳列が終わらずに、お越しいただいたお客さまに、ご迷惑をおかけいたしました m(_ _)m 苦労の甲斐あって、正面にメイン・ディスプレイと 2 つの出入り口を設けた陳列で、人の流れができ、たくさんのお客さまに商品を見ていただくことができました。

【写真】第 7 回しがらき作家市、陶工房 滋風のブースの様子。正面右手から。画面左手、左側通路に、Sigeru の花器や森の精を見る笑顔の男性(サングラス着用)と女性。画面左手、メイン・ディスプレイ前に、笑顔の女性と車椅子の男性。画面奥左手にも、風花の商品を見る人たちが数名。画面奥中央に風花とユウタ。[撮影:Sigeru]

とりわけ、Sigeruの食器は、カップにしろ、鉢類にしても、柄のパターンが多様で、一品作品に近いので、今回は、初めて見られるお客様にもじっくり見ていただくことができたようでよかったです。ビアカップ、マグをあれこれ手に取り楽しみながら購入していただきました。

【写真】第 7 回しがらき作家市、陶工房 滋風のブースの様子。右手奥から。Sigeru のビア・マグ(大)を手に取る、サングラスを着用したスキンヘッドの男性。画面手前に、Sigeru の花器, マグ, 大皿, コーヒー・カップ & ソーサー, 丼ぶり, 飯碗など。[撮影:Sigeru]

風花の猫柄食器や草花柄食器も、一つ一つ表情や草花の種類が違うので、余裕のあるスペースで、ゆっくりと選んでいただけたようです。

【写真】第 7 回しがらき作家市、陶工房 滋風のブースの様子。左手、風花のコーナー。画面手前、風花の猫柄食器を見る女性。画面奥中央、風花と Sigeru。画面奥右手、幼子を抱いた女性とその母。[撮影:ユウタ]

また、陳列棚のあちらこちらに置いた Sigeru の森の精や猫、風花の招き猫雑貨(カード・スタンドや一輪挿し)に、思わず笑みを零されるお客さまの姿もあり、ブースに和んだ空気が溢れました。

【写真】第 7 回しがらき作家市、陶工房 滋風のブースの様子。左手奥より。画面手前、Sigeru の商品だなを見る男性と女性。画面奥、メイン・ディスプレイ前、Sigeru の商品を見る男女と風花の商品を見る女性。画面中央、メイン・ディスプレイの裏には、Sigeru の鉢や森の精など。[撮影:Sigeru]

今回は、4日間とも Sigeru, 風花, ユウタの三人での出店だったので、合間に参加している出店ブースの作品をゆっくり見ることもでき、新たな挑戦を試みている様子に、得ることも多い四日間でした。

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