2006年6月の記事

チョビ丸くんのミニ冒険

  • 投稿者:Yuuta
  • 2006年6月8日(木)20時39分

茶トラ、1歳半、押す猫のチョビ丸君。食べる事が大好きで、只今、6キロと少々太り気味。猫というのは足音がしないはずなのに、チョビ丸が走ると、何故かドタドタ、とか、ドドド…と音がします。

いつも他の猫たちが、つめを研いだり、くつろいだりしている倒木も、チョビ丸が寝そべると、足がはみ出したり、ずり落ちたりで、情けない感じになります。

ある日のチョビ丸君。二階の吹き抜けの手すりから、天窓にジャンプして、屋根の上に出ました。この屋根は、かなり高く、おまけに雪が滑り落ちるように、カラー鉄板仕様なので、どじなチョビ丸のこと、滑り落ちないかとハラハラして見ていました。怖々なんとか1階の屋根まで下りて来たものの、そこから、下に下りる所にある小さな三角屋根は、もっと滑る透明の波板。「どうしよう、どうしよう」と迷った挙句、また、すごすごと天窓に引き返し、何とか無事生還。

こんなチョビ丸ですが、赤ちゃんの時は、とても可愛かったのです。そして今も、でかくて、なんとなくマヌケな可愛いチョビ丸君です。

桐の花

  • 投稿者:Yuuta
  • 2006年6月6日(火)11時50分

何処からか甘い香りがただよってきます。見上げると薄紫のきれいな花が咲いています。桐の花もここ今津に来てから知った花です。この季節、山のあちこちに見かけます。

けれど、この花の香りがこんなに良い香りだとは、最近まで気が付きませんでした。

石井桃子さんの著書『幼ものがたり』に書かれていた桐の花が咲き出すと、甘い匂いに包まれること、花は少し古くなると、ぽろぽろ地面に落ちてきて、その花に糸を通して遊んだことなどを読んで、それで気が付いたのです。この季節になると、何処からともなく漂ってくる甘い香りと、桐の花がやっと結びつきました。私も、落ちている花を持ち帰って玄関に置き、家の中でもほんのりやさしい香りを楽しみました。

昔、いなかでは、女の子が生まれると、その子の嫁入りのときの箪笥の材料のするため、桐の苗を植えたそうです。このあたりの桐の木も、その名残でしょうか。もう、箪笥の材料になる事は無いかもしれませんが、天に向かって咲くきれい紫の花と、甘い香りで今も私たちを楽しませてくれています。

関連書籍

猫のプチ家出?

  • 投稿者:Yuuta
  • 2006年6月2日(金)16時47分

我が家には三匹の猫がいます。

最初に来たのは、雑種の長毛種の夢羽ムー。捨て猫だったのを知人が拾って飼い主を探していて、はるばる甲南からやって来ました。

それから、その子供の姫子。三匹生まれた中で一匹だけ女の子だったので、この名になりました。母親のムーとは少しも似ていません。

[夢羽(写真)]
[姫子(写真)]
[チョビ丸(写真)]

三匹目は、野良猫から生まれた迷い子の茶トラのオス。そのころはまっていた漫画に出てくるチョビ(犬なのですが)みたいにオットリ優しくなってほしくて「チョビ丸」と名づけました。

三匹いてもそれぞれ性格は全然違います。

姫子はびんしょうで余り家に居ず、しょっちゅう野ねずみや小鳥を捕ってきます。可哀想だからと叱っても「私は猫よ、何がいけないの」と一番猫に誇りを持っている感じがします。

チョビ丸は、大きな体のくせに怖がりでドジ。そのくせ内弁慶で家の者の足に噛み付いたりして憂さを晴らしています。

ムーは少し神経質ですが、一番人の言う事が判るようで、ダメということにもちゃんと反応します。私が外に出ると付いてきて、一緒に散歩もします。最近は歳をとってきたのか仕事場で寝ている事が多く、余り遠出もしなくなったようです。

そのムーが、先日私たちが一日留守をした日から姿が見えず、心配していたのですが、五日目にヒョッコリ帰ってきました。

猫というのは、私たちの知らないところでどんな生活をしているのでしょう?ドラえもんの隠しカメラみたいのが有って、それぞれの行動を映像で見られたら、さぞ楽しいだろうといつも思います。何日も帰ってこない時は、一体何処でどんな風に暮らしているのでしょう。人に飼われていても、半分野生で自由気ままな猫の生活が、時々羨ましくなります。