3月に入ってすぐに、今津のギャラリー 散歩路で開く陶展のしおりと案内状のレイアウトを、一昨日あたりから合間を見てやり始め、今日仕上がった。
やはり難しいのは、見たときに落ち着いた感じを与えるために、フォントのプロパティーや位置取りを微妙に調整することだ。何度調整してみても、何かが居心地悪くしている。最後のほんの僅かな位置取りでやっとOKが出るのだが・・・・。
それと、意外と難しいのが地図だ。人によって周辺の場所の理解度は千差万別だ。細かく書き込んだ方が分りやすいというものでもない。見やすいと同時に、必要最小限のポイントは表示されてなければ読めない。
項目のチェックを念のためして4,5枚プリント始めて何となく地図を見ながら、もしかすれば、「北」表示だけでは方角の分からない人がいるかもしれないと思い、「大津」の方向表示を加えた。できれば、「琵琶湖」表示なども入れたほうがよいのかもしれない…。
東西南北ではなく、具体的な地名を示されないと方角が分からない、地名でなく、視覚に入る景観によってしか方角をのみ込めない人。地図の見方に限らずよくあることだ。これは理解力の差ではなく、人によって物事を理解する回路、道具は違うようだ。理解するためよく使う部位、得意な才能が個々別々だからだろう。
バリアフリー、アクセシビリティと言えば、高齢者、障害者への対応がまず考えられるけれど、こういうことも課題となるだろう・・。