今年は、桜の開花が若干早く、見頃は過ぎましたが、18,19日、今津のcafe cozyで春まつりが行われました。
2日間良い天気に恵まれ、手作り市、オープンカフェとお客さんにも楽しんでいただけたようです。
陶工房「滋風」は、風花が2日間店番に当たり、Sigeruは搬入、搬出と準備、片付けだけに出かけました。
そんなわけで、当日の写真は、準備直後の出展者同士が挨拶を兼ね店を見て回っている、と言う景色になってしまいました。
Sigeruのほうはこの3日間、工房に張り付いて鉢と飯椀の魚紋象嵌を仕上げていました。
象嵌は、半乾きのボディーに魚紋の彫りを入れる時期、彫りに土、どべ,化粧などを2回~3回と埋め込む時期、埋めた土から魚紋をくっきりと削り出す時期。これらが早すぎても、遅すぎてもきれいな象嵌が浮かび上がりません。たとえ出来ても、作業を何倍にも困難にします。微妙なタイミングを計るため、象嵌の仕事が始まると、付きっきりで生地の面倒を見ます。
半乾きの生地に象嵌を仕上げ終えたところ
象嵌手法は、機会があれば改めて詳しく紹介しようと思っています。