風花が摘んできた春の野の花を、工房の陳列室に置いてある Sigeru の花器に生けました。近所のお宅の犬と散歩しながら摘んだので、なかなか花の咲いている方に行かせてもらえず、大変だったようです。
Sigeru の花器に春の野花
- 2013年4月3日(水)6時49分
一昨日は、来月ゴールデン・ウィークに滋賀県立陶芸の森で開催される信楽作家市の出店ブースを決めるために、Sigeru と 2 人で信楽まで行ってきました。2 時間くらいかかると思っていたのですが、朝は道が空いているためか、チラホラと花が開いてきている道端の桜をのんびりと眺めながら、1 時間半ほどで着くことができ、先に仕事で使う道具を買いに行く時間がとれました。
陶工房 滋風のブースは、西から数えて 3 列目の通路を、太陽の丘側から入って右手、2 つめのテントに決まりました。今年は、例年の春の信楽作家市や秋のセラミック・アート・マーケット(陶器まつり)の 2 倍のスペイスを借りるので、ゆったりと商品を見ていただくことができます。
信楽作家市では、地元の陶芸作家をはじめ、一部陶芸以外の作家も含め、古くからの出店者から若手まで、様々な作家の商品を、直販でお買い求めいただけます。昔ながらの焼き物が好きな方にも、今風のおしゃれな食器や雑貨が好きな方にも、楽しんでいただけると思います。
また、陶芸館では、特別展「フランス印象派の陶磁器 1866~1886 ジャポニズムの成熟」も開催されており、そちらも併せてご覧になっていただけます。新名神高速道路が開通してから、自動車でのアクセスもとても楽になっているので、ぜひ足をお運びください。
今年は、身体にすり込まれた季節感と、実際の季節の移りゆきとにどこかしらずれを感じる。今日から6月だが、6月っていつもこんなやったかな?となんとなく訝ってしまう。
今年の春は、風花が土の入れ替えや苗の植え付けと、結構まめに庭仕事をやってぃる。
先日、窯の脇に積み放題になっている試作やキズモノの山から大鉢を見つけ出してきた。
寄せ植えの植木鉢やコンポートにするとなかなか良い感じになった。
国道や川沿いの斜面や崖のあちこちで咲いていた藤の花がいつの間にか消え、この辺りでは、卯木や、エゴノキが満開です。
散歩の途中、エゴノキがあると、つい落とし文を捜したりする。
虫が卵を産み付けるために、葉をくるっと丸めるそうなのだが、何でもない生き物の生態と、その単純で心地よい形に惹かれる。
楢やクヌギの葉などにもあるそうですが、この辺りでは、エゴノキによく見かけます。
クヌギの葉にもないかと捜してみたら、やはりありました。
エゴノキの葉では、1枚まるごと丸めることが多いようだけど、クヌギでは葉の一部を使っていた。
4日間の信楽「作家市」が昨日終了しました。
昨日は昼から雨になってしまい、今朝は資材の天日干し。
さいわい、曇りながらも薄日の差す天候だったので昼には片付け終りました。
イヴェントには毎回重宝な資材たち、4日間、ご苦労様でした。
最終日は雨になったものの、3日間好天に恵まれ多くのお客さんに来ていただきました。
初日から4日間を通じて、案内を出させていただいた方の多くに来ていただき、信楽「作家市」を毎年楽しみにして来られる方々に支えられていることを実感します。
又、サイトで紹介した器を見て気に入って購入された方、サイトの商品ページの充実を要望されるお客様もあり嬉しく思います。
商品ページの充実は次の課題と常々思いつつ、着手できずにいました。これを機に購入を希望される方に、ご利用しやすいよう、リニューアルしようと予定しています。
湖西倶楽部どっとねっとhttp://www.kosei-club.net/[別窓]のメンバーの方からの紹介で来られた方もあり、湖西の情報を出来る範囲で届けていこうと言うもう一つの目的も、少しづつですが繋がりが出来つつあるようです。
信楽を離れてもう10余年になり、湖西での生活が信楽在期間と同じになろうとしています。
今なお、信楽「作家市」のメンバーとして参加できることを嬉しく思っています。離れていて、あまり力になることは出来ませんが、「作家市」により多くの方に来て楽しんでいただけるよう、努めていきたいと思っています。