ゆるくブカッとかぶる帽子がほしくて、猫耳帽子を作ってみました。布を手縫いして、毛糸で刺繍して、はやりのビーズもつけています。
耳の先のリボンを結ぶと、普通の丸い帽子になります。
かんざしは、猫模様と花柄模様
猫の裏はうさぎ、野菊の裏は椿になっています。
京都の「ねこまや」さんの”ねこてん”に、器といっしょに、帽子(柄違い)とかんざしも出展しています。
遊びに行こう、見においでに関連記事をのせています。
ゆるくブカッとかぶる帽子がほしくて、猫耳帽子を作ってみました。布を手縫いして、毛糸で刺繍して、はやりのビーズもつけています。
耳の先のリボンを結ぶと、普通の丸い帽子になります。
かんざしは、猫模様と花柄模様
猫の裏はうさぎ、野菊の裏は椿になっています。
京都の「ねこまや」さんの”ねこてん”に、器といっしょに、帽子(柄違い)とかんざしも出展しています。
遊びに行こう、見においでに関連記事をのせています。
「風花の器展」(12月2日~7日)の出展作品を、名古屋呼続の隠れ家ギャラリー「えん」さん[別窓]に、昨日搬入してきました。
午後3時前に出発して、5時過ぎに到着。高速を使うと2時間ちょっとで名古屋に着いてしまいます。意外と近いですね。
閉店までの間に、まずは腹ごしらえ・・・・
隠れ家「えん」には喫茶もあり、本日の定食は、豚のしょうが焼き定食。
ボリュームたっぷりで、おいしいコーヒーゼリーもついて600円というお安さ。週替わりメニューが楽しみですね。
古い民家をそのまま使った内装は、風花の器にピッタリで、展示も思いのほかはかどりました。
お手伝いいただいたオーナーさんにも感謝!
後はどんなお客様に見ていただけるか楽しみ~
春に訪れた、名古屋の片隅で見つけたお店、隠れ家ギャラリー「えん」で作品展を開きます。
縁側のある古い民家をそのまま使った「えん」の中では、ゆったりとした時間が流れています。
喫茶コーナーや他のイベントもあり、おいしい自家焙煎コーヒーを飲みながら、スローライフな時を楽しめそうです。
3月8日、甥の結婚式に3人で名古屋へ向かう。いい結婚式だった。
3人ともはじめての名古屋なので、1泊して日曜は市内を巡る。
まず、ユウタが上前津の古本屋を覗いてる間、十二ヶ月[別窓]という雑貨ギャラリーに入る。陶器は、カップ類、注器、小鉢を中心に展示されていたが、感性と知性を程よい遊びで調和させた、楽しみながら使える器、という感じだった。作家の傾向が似通っているのが少し気になったけれど、それも、店の姿勢がはっきりしている表れか。木、漆や金工もあり、こじんまりしたいい店だった。
ユウタと合流し、鶴舞の古本屋を数軒3人で回る。この界隈の古本屋は、昔ながらのよさを保っているようだ。Sigeru は、飯沢耕太郎の「荒木!」を購入。
もう少し回りたかったけれど、昼を兼ねて、隠れ家ギャラリー「えん」[別窓]という、少し南のはずれにある店へ向かう。
和風民家の一軒家の、ガラス格子の引き戸を開けて、たたきから板敷きを上がった畳の間のギャラリーを通り、やはり畳の間の喫茶に落ち着く。ギャラリーでは、着物の古着を展示していて、カサイクロス風の柄ので手ごろな価格のものが気に入り、風花購入。
定番のカレーと、週代わり定食のそぼろの三色どんぶり、それにそれぞれのコーヒーを楽しむ。気の置けない友達の家でくつろぐような、なんとも不思議な空間だった。
初めての名古屋だったけれど、予期した以上に好印象だった。2時間ほどでいけるので、又行ってみたい。
客をもてなすということ。鷲田清一がルネ・シェレールの言葉を引用しながらこう書いている。
他者を迎え入れること、それは他者を「われわれ」のうちに併合することではない。すなわち,他者をサプロプリエする(s'approprier = 同化する、専有する、横領する)ことではない。それはむしろ、自己を差しだすことであり、その意味で他者とのぬきさしならぬ関係、関係が意味を決めるのであって〈わたし〉が関係の意味を決めるのではないような他者との関係の中に、傷つくこともいとわずにみずからを挿入してゆくことである。
主人(ホスト)は客をみずからの家に迎え入れる。そして主人の場所へ客を据える。[中略]そこでは客が主人になるからである。すると、本来の主人は客の客となる。客の客として客に接することになる。
――上掲書147頁
せっかく京都へ出てきたので、悠太の大学合格を、よかったなあ、おめでとうとどこか気持ちのいい店でささやかでいいから祝いたいなあと思っていた。前の晩に美樹(風花)と悠太で少し古い雑誌を取り出してきて、北白川にあるキッチン桔梗屋という店に行く事に決める。
扉を開け店に入ると、はじめてなのにからだの力を抜いてくれるやわらかい空気を感じる。「円山公園からこのあたりまで思ったより近いんやなあ」と言うわたしたちの会話に、「ええ、道が混んでない時には・・・」と、となりのテーブルを片付けながら亭主が受ける。ラッキーだったんだ。京都中が渋滞する時期には少し早くて。
四人各様に注文したメインデイッシュを見て味見に少しづつトレードしあおうという会話に、小皿が四客「どうぞ」と持ってこられた。美樹が注文したサーモン入りの山芋のグラタンは秀逸だった。コーヒーとケーキ(これがまたなかなかなもの)をほどよい充実感のなかで味わう。
客がごくふつうに望むことを、ごくふつうにもてなしとして返す。そこには、足し算ではない贅沢がある。「気持ちのいい店でささやかな祝いをしたい」という望みを充分にかなえてくれる店だった。