工房ブログ

第13回信楽セラミック・アート・マーケット

  • 投稿者:Sigeru
  • 2008年10月10日(金)19時53分

2013 年の信楽作家市(ゴールデン・ウィークに信楽セラミック・アート・マーケットと同会場にて開催)については、こちらを御覧ください。

明日から3日間、第13回信楽セラミック・アート・マーケットin陶芸の森2008が開催されます。

陶工房「滋・風花」も出店します。ブース番号は、37-Bです。

車への荷積み込み完了。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

雨になりませんように・・・・!

森の精

13nd  信楽 Ceramic Art Market in 陶芸の森-photo
  • 滋賀県立陶芸の森
  • 10月11日(土)~10月13日(祝)
  • am 9:00~pm 5:00(最終日はpm4:30)
  • 小雨決行です
  • 詳細はhttp://www.sccp.jp/ [別窓] をご覧ください
小鉢カップ&ソーサー

「第2回 酒器と湯呑展」のお礼とイヴェント情報

  • 投稿者:Sigeru
  • 2008年6月23日(月)18時36分

滋、風花が出品していました、伊勢丹府中店「第2回 酒器と湯呑展」が15日を持って終了しました。

会期中、ご来場くださった方々、ありがとうございました。また、酒器やぐいのみ、湯呑をお買い求めいただき嬉しく思います。

8月には、横浜にて、「ぽち・タマ展」が開催されます。

犬と猫をモチーフにしたアートを一同に展示した企画展です。風花の、猫をモチーフにした、絵付け食器(小皿、カップ、鉢、飯碗、箸置など)を出品予定しています。

「ぽち・タマ展」

  • 会場 ユニアートららぽーと横浜店(JR横浜線 鴨居駅 徒歩7分)
  • 会期 2008年8月8日(金)~17日(日)
  • 時間 Am10:00~Pm9:00

風花 梅田をスナップする

  • 投稿者:Yuuta
  • 2008年5月28日(水)13時50分

5月25日、日曜日
大阪船場で、甥の結婚式があり、滋、風花、ユウタの三人で出かけた。

チャペル

その後
梅田 HEP FIVEに森山大道の写真展「凶区」を見に行く。

森山大道写真展大観覧車HEP FIVE横断歩道森山大道写真展通路ポスター歩道
駐車場

PHOTO 風花

森山大道写真展「凶区」がざわつく。

  • 投稿者:Sigeru
  • 2008年5月26日(月)14時28分

大阪梅田に、風花、ユウタと三人で森山大道の写真展「凶区」を見に行く。

森山大道写真展

森山大道の写真は、街を臭覚によって切り取る。それだけだと、街に潜む猥雑な野生を映し出すという類の写真になってしまうが、そんな限定されたものにならないのは、臭覚を写真の印画の白と黒、そして焼きこまれることから立ち顕われる光に転移してしまうからだ。

森山大道写真展

何を撮っているかという、既存の意味による分類(それを、体制といってもいい)をとっぱらい、写真そのものの肌理、質感によってコミュニケートしてくるものがある。

会場となったHEP FIVEが写った大阪の街、神戸を俯瞰した画面にも、港や空港、ハイウエイ、ガードや路地、ごった返す路面、一面の向日葵畑。どれにも、私の肉体にさざ波を起こす光が、白黒のコントラストの中から広がってきた。印象に残る写真というものもあるが、見たということの全体が、今も私の何かをざわつかせている。

森山大道写真展

photo(風花)

面白き事は良きことなり

  • 投稿者:Sigeru
  • 2008年5月14日(水)16時45分
「四畳半神話体系」

京都はのんびりした古風なところがあるけれども、どこか殺伐とした血の匂いのようなものを感じる事がある。

Yutaが図書館から借りて読んでいた森見登美彦「太陽の塔」を読んでみたら、次々と借りて読む羽目になってしまった。

森見登美彦の小説は、そのような京都の特質を生かしたエンタテイメントになっている。京都を書割にして芝居を見ているという趣だ。脚本を変えたそれぞれの公演を見るような「四畳半」はいうにおよばず、どの小説でも章ごとに舞台転換が行われ、店の名、人物、描写が使い回しされ、芝居の中に読者を引き込んでゆく。芝居とは究極のマンネリズムなのだから。

森見の小説は、夜が更けるに従い気持ちが冴え高揚してきて不可能なものは何もないという妄想と、どこにも根拠をおく事も出来ず、とてつもない不安の中で目覚める朝の気分を同時に描いたご都合主義きわまる代物だ。

登場人物が、同じ京都を舞台にした、西尾維新の「戯言遣いシリーズ」とダブってみえるのも、妖しげな京都の夜風のなせる偶然だろうか。

とにかく小説は読んで楽しめればいい。面白きことは良きことなり。それも阿呆の血のしからしむところなり。

風花 香炉とカップ


参考文献


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